Cell3™ Preserver Whole blood stabilization tube

Cell3™ Preserver

Whole blood stabilization tube

cfDNA(血中遊離DNA)向け全血安定化チューブ

遺伝子検査において、血液サンプルの品質は結果の信頼性を大きく左右します。Cell™ Preserverは、この課題に応えるために開発された優れた血液保存技術を有する製品です。

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製品の特徴

血液の安定性を強化

全血を常温で最大15日間安定させることが可能です。長距離輸送や予期せぬ遅延が発生しても、サンプルの品質が保たれます。

幅広い用途に対応

非侵襲的出生前検査(NIPT)やリキッドバイオプシーなど、さまざまな検査用途において検証されています。複数のプラットフォームでのデータ品質が確認されており、多様なニーズに対応可能です。

プラスチック製の真空採血管

ガラス製チューブで生じる破損リスクを回避し、標準的な採血用器具や使い捨て器具に対応することで、採血者が安全かつ容易に使用できる設計となっています。

複数のプラットフォームで検証

qPCR、DNAフラグメントアナライザー、NGS(全ゲノムシーケンスやターゲットシーケンス)など複数の手法で検証し、他社製品と比較して、同等以上の結果が確認されました。

NIPT

5名の患者から採取した血液サンプルを、Cell3™ PreserverとS社製チューブにそれぞれ保存しました。S社製チューブは採血から5日後、Cell3 Preserverは5日後と11日後に血漿を分離しました。胎児の染色体異常(異数性)を調べるためにNIPTで抽出したcfDNAを解析しました。すべてのサンプルにおいて、正しい結果が得られました(例:男性2件、女性2件の正常核型、モノソミーX1件)。また、胎児由来DNA割合は、すべての時間点で同等のデータを示しました(図1)。

リキッドバイオプシー

化学療法後の転移性乳がん患者から採取した血液サンプルを、Cell3™ PreserverとS社製チューブに保存しました。これらのサンプルから抽出したctDNA(cfDNA)は、白血球から抽出したgDNAや腫瘍組織のFFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)から抽出したgDNAとともに解析されました。がんに関連する遺伝子を対象に、Illuminaシーケンシングを使用してターゲットシーケンスを行いました。バイオインフォマティクス解析によって検出されたバリアント(変異)を詳細に解析し、治療に結びつく重要なバリアントを特定しました。また、Cell3™ PreserverとS社チューブで採取したサンプルのバリアント頻度を計算し、比較しました。2 つの病的バリアントは、gDNA(FFPE) および ctDNAに存在することが確認されましたが、白血球から抽出したgDNA(生殖細胞由来) には存在しませんでした。(図2

注文情報
ProductCatalog No.
Cell3™ Preserver blood collection tubes (50 tubes)PRE_C3P_WBS_50
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